サービス Scope1~3算定
サービス Scope1~3算定
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目次
本サービスの対象企業
- 自社にScope1~3算定を行える人材がいない
- GHGプロトコルに準拠した品質レベルで算定がしたい
- 将来的なSBT認定に向けて準備をしておきたい
- 自社HPや統合報告書で自社のGHG排出量を外部開示したい
- Scope1~3算定結果のレビューをしてほしい
- Scope1~3算定業務を内製化したい
LCAの専門家が「企業単位」のサプライチェーン排出量算定を支援
現在、世界や日本で全ての企業に脱炭素への取組が求められています。
有価証券報告書で「サステナビリティに関する考え方及び取組」が新設されるなど、サプライチェーン排出量の算定・開示が任意から義務化の方向へ動きつつあります。
今後、加速する脱炭素社会に対応し、その中で選ばれる企業であり続けるためにも、企業全体のサプライチェーン排出量開示は避けて通れないまさに喫緊の課題と言えます。
ゼロックでは、数多くのLCA算定経験を持つ環境負荷算定のエキスパートが、お客様の負荷を最小限に、「早く、高品質なScope1~3算定」をご支援します。
解決する課題
上場企業の約半数がHP等で開示
現在、数多くの企業が非財務情報の開示を進めています。上場企業の48%がScope3をHPで開示しており、Scope3までを含めたサプライチェーン排出量の開示は企業にとって必須条件になりつつあります。
また、外部公表の際には、グリーンウォッシュの指摘に耐えうるロジックと結果である必要があり、正しい手順で算定を行うことが求められます。
有価証券報告書「サステナビリティに関する考え方及び取組」の新設
サステナビリティに関する2023年3月以降、有価証券報告書より、「サステナビリティに関する考え方及び取組」の項目が新設されました。国をあげてサステナビリティに関する取組が行われています。
現在、Scope1~3の算定・開示は任意ですが、世界各国の動向から推測すると、今後義務になる可能性があります。
高まる取引先や投資家からの要求
サステナビリティな取組への関心が高まる中、Scope1~3の算定・開示の有無は、取引先や投資家が企業を選ぶ際の重要な基準の一つになりつつあります。
実際に、Scope3までのサプライチェーン排出量を開示し、国際的なイニシアティブであるSBT認定を取得している大企業は、サプライヤーにもScope1~3の開示及び目標設定を求めています。情報開示により、取引先の増加が期待できる一方で、非公開であれば取引先が減少する可能性もあります。
以下の表はSBT取得企業がサプライヤーに求める条件の例を示しています。
また、ESG投資の広がりにより、サプライチェーン排出量などの非財務情報の公開は企業価値に直結します。大手投資家や金融機関も、GHG排出量削減の取組を投資や融資の基準に設定しており、Scope1~3の正しい算定・開示が強く求められています。
この動きは今後さらに加速することが想定されるため、事前準備を進める必要があります。
今後の企業発展には、Scope1~3の算定・開示およびSBT認定が必須になることが想定されます。
Scope3までを含めたサプライチェーンの算定には時間がかかるため、できるだけ早く算定を開始することをお勧めします。
弊社サービスの特徴
企業のGHG排出量の算定にもっとも利用されているガイドラインがGHGプロトコルです。Fortune500企業のうち92%が利用しています。
弊社でも、世界の投資家等に理解されやすいGHGプロトコル準拠の算定サービスを提供しています。さらに弊社は、世界的なルールの動向を常にキャッチアップしているため、最新のGHGプロトコルに基づいた算定により、信頼を得られる算定結果を提供することができます。
また、計算しやすいScope1~2の算定はもちろん、サプライチェーンの把握が必要となるScope3の算定も数多く経験しています。
数多くの算定事例を踏まえた「早く、高品質な算定」
弊社では、エキスパートが数多くの算定事例に基づいて算定を行います。そのため、早く必要な品質まで高めることが可能です。
企業が算定ツールを用いて社内で算定することもできますが、GHGプロトコルはエキスパートジャッジが必要な点が多く、外部に公表できるレベルに仕上げるまでに非常に多くの時間と労力がかかります。誤った方法で算定しそのまま開示してしまうと、企業価値の低下に繋がりかねません。
エキスパートに任せることで、最速で高品質な算定を行うことができます。
データ収集にかかるお客様の負荷を最小限に
サプライチェーンを算定するためには、会計データ、環境報告書データ、数値化されていないPDFや製品情報など、多くのデータが必要です。
弊社では、目的に応じて必要最小限のデータのみを収集し、妥当性のチェックや不十分なデータの補完まで行うため、お客様の負荷を最小限にします。基本的なデータ収集シートをお送りするため、お客様は受動的にデータ収集を開始することができます。
算定結果だけでなく数値の根拠を展開
算定結果だけでは、グリーンウォッシュの指摘に耐えられない可能性があります。エキスパートによる算定の結果を提供するだけでなく、算定ロジックまで共有することで、なぜその数値になったのかの説明を誰に対しても行うことができます。
また、別途利用条件に合致するお客様には、算定ロジックが組み込まれた算定ツールの提供も可能です。
Scope1~3算定支援の流れ
1ヒアリング・ご提案
Web会議でお客様のご状況・課題をヒアリングさせていただき、要件を整理。
最適なソリューションとお見積書をご提案します。
2ご契約・データベース購入
NDAに加え、LCA算定の詳細条件、納品物を記載した契約書を締結します。
有料データベースをご利用のお客様については、事務局との連絡や書類のやり取りをサポートさせていただきます。
3データ収集・チェック
弊社が作成したデータ収集シートを用いて、工場データやカタログなどのデータを収集していただきます。
また、収集データを弊社が確認し、お客様の算定目的に耐えうるデータ品質であるかのチェックを行います。
通常、データ収集⇔弊社データチェックは算定を進めながら複数回繰り返すことが一般的です。
4スクリーニング算定
収集したデータを基に、まずは簡易的な算定を実施します。
算定結果を分析し、追加のデータ収集、算定方法の見直しをまとめ、お客様にご報告します。
5再算定・精緻化
スクリーニング算定結果のホットスポット分析、シナリオ分析、感度分析、追加データ取集等を行いながら、算定目的に求められる算定品質まで精緻化を行います。
6最終結果報告会
最終的なScope1~3算定結果及び算定方法、納品物について、ご報告します。
7納品
ご契約内容に合わせて、簡易レポート、報告書、算定エクセル等をお客様に納品し、プロジェクトが完了します。
アウトプットイメージ
納品物の有無・内容は自由にご選択可能です。
お客様のご要望や予算について、お打ち合わせ時に是非ご相談ください。
ご支援形態・金額
お客様ご要望のご支援内容に合わせて、アドバイザリー型とプロジェクト型の2つのご支援形態をご用意しております。
具体的なご支援内容や金額例については、サービス資料をご覧ください。
よくある質問
企業が事業活動の上流から下流で排出するサプライチェーン排出量のことです。
詳細は弊社メディアの該当ページをご覧ください。
外部公表を目的として算定される場合はGHGプロトコルに準拠した算定を実施することを推奨しております。
弊社ではお客様の目的に応じて最適な算定方法をご提案させて頂きます。
企業の会計データがあれば算定することは可能です。
そのうえで、その算定手法、算定結果が目的に達しない場合は、目的を変更するか適切な追加データの収集が必要となります。
外部公表を前提とした場合、トータルで10人日ほどかかる会社様が一般的です。
既に算定に使えるデータを整理できている場合は、期間も手間も少なくすみます。
1回では難しいケースが多いですが、ミーティングや作業を通じて、算定の手順や算定のロジックは理解いただけます。
会社様によっては、ツールなども活用いただき自社で算定し、レビューだけ弊社に依頼されるケースもよくあります。
はい、可能です。
Excelやクラウドツール含めお客様の社内体制を考慮して最適なツールをご提案させて頂きます。