サービス 環境ラベル・EPD
サービス 環境ラベル・EPD
このソリューションの資料ダウンロードはこちらから
フォーム送信後、資料をダウンロードできます。*は入力必須項目です。
目次
本サービスの対象企業
- 取引先からEPDでの環境情報開示を要求されている
- 取得したい認証や入札の加点項目となっている
- 自社にLCA算定の専門人材が不足している
- 信頼性の高いLCA算定結果を外部に開示したい
- 海外の販売先に向けてインターナショナルEPDを取得したい
製品の環境情報に第三者認証を与える
環境ラベルは、商品やサービスの環境情報を分かりやすく伝えるためのマークです。
特に近年では、LCAを用いて製品の環境情報を評価・開示するEPDの需要が高まっており、国内のEPDである「SuMPO EPD」は、ここ数年で年間の公開件数が数倍ペースで増加傾向にあります。
一方、EPD認定取得には第三者検証が必要であり、LCA算定における高い専門性が求められます。
ゼロックでは、SuMPO EPD内部検証員の資格を持つLCAエキスパートがEPD認定取得までフルサポートし、効率的な第三者認証の取得を支援します。
解決する課題
PCR活用によるISO取得コスト・算定負荷低減が可能
製品のCO2排出量等の環境情報に対して第三者認証を取る方法はいくつかあります。
例えば、LCA(ライフサイクルアセスメント)の規格であるISO14040/44で定められた方法で算定し、検証(クリティカルレビュー)を受けることがその1つです。
ただし、 ISO14040/44では算定のルールに自由度が与えられていますが、その代わり算定の妥当性を示すためには多くの論拠が必要です。また、算定の方法を伝えるために報告書に記載しなければならない項目も細かく定められています。
一方EPDでは、算定する際に「製品カテゴリールール(PCR)」が定められており、自由度が少ない代わりに算定者と検証者が確認しないといけない項目が少なく済みます。
その結果、EPD算定では算定負荷を軽減でき、さらに算定・認証のコストも抑えることができます。
海外認証制度や入札案件等へのEPD・CFP活用
近年、EPD取得が海外認証制度の加点項目や入札案件、調達基準の加点・推奨の対象となるケースが増えています。
例えば、米国連邦調達規則では、各省庁が電子製品を調達する際に95%以上をEPEATに登録することを定めています。その認証ランクの決定において、EPD取得は加点対象となります。
現在は、対象となる製品分野が限定されていますが、今後、他の製品においても海外認証制度の加点項目となることが想定されるため、EPDを取得することはグローバルに展開する企業にとって大きな後押しとなります。
また、国内においても、入札案件や調達基準においてEPDが加点・推奨の対象になっており、EPDを取得することで、国内外問わず競争力を高めることができます。
環境負荷算定において求められる専門性と社内リスク
企業が環境負荷を算定する際には、外部からの指摘に耐えうる算定を時間とコストをかけすぎずに行うことが求められます。しかし、「どの程度やれば十分なのか」という品質レベルを見極めることは容易ではありません。
算定者は、更新されていく国際ルールやガイドライン、同業他社の情報などをキャッチアップし、無駄な時間を発生させないことが重要です。
また、環境負荷の算定は、算定者の判断に大きく依存するため、算定者によって数倍~数十倍の差が生じることもあります。このため、同業他社が後から出した数値と大きく乖離しており、外部から指摘を受ける事例も発生しています。
環境負荷算定が初めての方や、時間をかけずに認定を取得したい方には、専門家に算定を依頼することをお勧めします。専門家の知識と経験を活用することで、正確かつ効率的な算定が可能となり、リスクを最小限に抑えることができます。
弊社サービスの特徴
検証員・登録レビューアの視点から、環境ラベル取得に合わせた算定が可能
弊社では、「SuMPO EPD」の外部検証員・登録レビュア経験者が対応します。必要なデータレベルや環境ラベル取得の勘所についても熟知しているため、環境ラベル取得に合わせた算定が可能です。
さらに、海外のEPDであるインターナショナルEPD取得のサポートも行っており、海外での販売を主とするお客様のご要望にもお応えできます。
検証員の資格を持つ専門家が、EPD認定所得まで全面的にサポートしますので、効率的に第三者認証を取得することが可能です。
弊社が主導で動くことで、算定負担低減
お客様の負担が最も高いデータ収集に関して、弊社が主導でデータ収集シートを作成しデータチェックまで実施します。これにより、お客様は受動的にデータ収集を開始することができ、EPD取得までの負担が軽減されます。
EPD取得支援の流れ
1対象製品特定・PCR選定
まずはEPDを取得する製品を決定し、対象製品が合致する既存PCRを選定します。シリーズ製品の申請も併せて行いたい場合、PCRを確認しながら、条件・基準に合致するか確認します。
2LCA算定
選定したPCRに則りながら、申請用のツールで対象製品のLCA算定を弊社が実施します。お客様の作業負担はデータ収集がメインになりますが、対象製品に則したデータ収集シートを作成しながら、弊社主導でお客様のデータ収集を補助します。
3第三者検証
EPD運営機関に登録された第三者による検証を受けます。通常何回かの指摘が入ることが多いですが、レビュー対応も弊社がフルサポートします。
4宣言公開
検証に合格後、登録公開申請を行い、環境ラベルの運営機関HPにて公開されます。
5納品
EPDの検証申請書の他、ご契約内容に合わせて、簡易レポート、報告書、算定エクセル等をお客様に納品し、プロジェクトが完了します。
アウトプットイメージ
EPD取得にあたり申請した検証申請書を納品します。
算定報告書や算定エクセル等、その他の納品物内容は自由にご選択可能です。
お客様のご要望や予算について、お打ち合わせ時に是非ご相談くださ
ご支援形態・金額
お客様ご要望のご支援内容に合わせて、アドバイザリー型とプロジェクト型の2つのご支援形態をご用意しております。
具体的なご支援内容や金額例については、サービス資料をご覧ください。
よくある質問
環境ラベル取得を前提とした場合、トータルで10人日ほどかかる会社様が一般的です。
既に算定に使えるデータを整理できている場合は、期間も手間も少なくすみます。
いいえ。
算定元のデータがPCRの要求事項を満たさない場合には、ラベルの取得はできません。
ただし、レビュアー対応などで必要なデータ取得にご協力いただければ、取得できないケースはほとんどありません。
可能です。
むしろ同時申請の方が効率的な申請が可能となります。
まずは無料相談でご相談ください。