【保存版】SBTの申請方法とポイントを具体的に解説

松井大輔
松井大輔

株式会社ゼロック 代表取締役 監修

目次

昨今、脱炭素経営の取り組みとして、パリ協定に整合した温室効果ガスの排出削減目標であるSBT認定を取得する企業が増えています。

本記事では、環境省のHPをみてもわかりにくいSBT認定の実際の申請方法や手順について解説します。

実際の申請フォームはすべて英語になっていますが、本記事では英語ができない方を想定してGoogle翻訳で翻訳して解説していきます。

SBTi申請ページにアクセス

まずは、SBTの申請は「SBTi」のホームページにアクセスし、申請フォームをダウンロードします。

https://sciencebasedtargets.org/set-a-target

1:中央左側の「GET STARTED」のボタンをクリック

2:「SUBMIT」をクリック

3:提出が必要なドキュメントや申請ページの一覧が表示される

通常SBTと中小企業向けSBTで申請ページが異なるので、注意しましょう。

通常SBTでは、Word形式での申請フォームの提出が必要ですが、中小企業版SBTでは申請ページへの直接入力のみで申請が可能です。

下記の表で、SBTの実際の申請ページと必要なフォームのリンクをまとめています。

概要外部リンク・ダウンロード
通常SBT申請ページSBT申請ページ(翻訳版)
通常SBT申請フォームSBTi Near-Term Target Submission Form and Guidance
中小企業向けSBT申請ページ中小企業向けSBT申請ページ
金融機関向け申請フォーム金融機関短期目標提出フォーム
SBTiコーポレートマニュアル(日本語版)Version 2.0(PDF/1.39MB)

また、WEBサイトと申請フォームはすべて英語になっているため、英語が苦手な方はグーグル翻訳ですべて日本語に変更してから記入をするとスムーズかと思います。

Google翻訳(外部リンク)

Google翻訳では、テキストだけでなく英語のWEBページやドキュメントをまるごと翻訳してくれる便利な機能があります。

申請費用はいくらかかる?

上記の申請するSBTの種類によって、認定に必要な費用が異なります。

また、通常のSBTに加え、「ネットゼロSBT認定」を取得する場合は、更に追加で審査費用が必要になります。

それぞれの認定取得にかかる審査費用は下記の通りです。

申請費用
通常SBT申請$9,500(外税)
中小企業向けSBT申請$1,000(外税)
通常SBT+ネットゼロ目標認定$12,750(外税)
金融機関向けSBTの認定$14,500(外税)

中小企業向けSBTの申請方法は?

つづいて、中小企業向けSBTの実際の申請手順を説明します。

中小企業向けSBTは通常SBTに比べて、比較的申請手順がシンプルです。

こちらのフォームを記入しに行く前に準備として、SBTiコーポレートマニュアルを読んだ上で、自社のGHG排出量算定や目標設定を行うようにしましょう。

1:基本事項を記入する

まずは、会社名や担当者名、所在地など基本的な情報の入力からしていきます。

英語が苦手な方は、Google翻訳でwebサイトごと翻訳して、見比べながら記入するようにしましょう。

ちなみに、日本語のまま進めてしまうと、システムエラーで入力必須項目が入力できなくなるので、実際の申請時は英語画面のまま進めていく必要があります。(20222年10月時点)

2:「SMEs:Setting new or updating existing near-term targets」を選択

こちらのページでは、今回申請する目標設定を選択します。

はじめてSBTを申請する方は一番上の「SMEs:Setting new or updating existing near-term targets」を選択して次へ進みます。

3:設定した基準年や目標年のGHG排出量を入力する

このページでは、算定した基準年のGHG排出量や、自社で定めたパリ協定に整合した目標設定の数値を入力します。

また、目標の達成に向けた進捗として、オフセットを使用しないことの確認事項などへの同意をする必要があります。

4:GHGインベントリなど関連する補足資料をアップロードする

このページはそのまま「次へ」を押してとばすことも可能ですが、もしGHG算定に用いたインベントリや参考情報としての補足資料があれば、ファイルを添付することが可能です。

なければ、そのままとばしても問題ありません。

5:署名した契約書をアップロードする

最後のステップとして、誓約書へ署名したドキュメントのPDFをアップロードすれば、申請は完了します。

上記の誓約書をアップロードすると、最終画面にうつるので、右側の「Submit」のボタンを押すと申請が完了します。

算定や申請方法に不安がある方は、弊社にお任せください。

ここまで、脱炭素経営の中で一番初めに取り組むべきSBT認定の申請手順について、具体的に説明してきました。

基本的には、Googleフォームでの申請となっているため、流れとしてはシンプルです。

しかし、そもそも自社のGHG排出量である、Scope1,2,3の算定をしたことない方や英語に自信がない方にとっては難しいと思います。

SBTは、ガイドラインに従ってさせすれば、最速1ヶ月で認定取得することも可能です。

自社で対応して3ヶ月もかかるのであれば、弊社にご依頼頂ければ、手間なく算定から認定取得までワンストップでサポートさせて頂きます。

SBT認定の取得にご興味のある方は、まず一度ご相談頂ければと思います。

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